週刊漫画雑誌ヤングジャンプに連載中の東京喰種(とうきょう・ぐーる)は31話になりました。喰種と喰種捜査官との戦いが一段落して離しは新展開、喰種を中心においた人間社会での生活を描いている会でした。題の[依子]というのはトーカ(喰種)の友人(人間)の名前でした。物語にどれほど絡んでくる人物なのかは今回の連載を読む限りではまったく未知数です。
やはり喰種がヒトしか食べられないという設定は無理がある気がします。サンドイッチを食べるトーカを見て依子が「トーカちゃん、またジャムパン?」と言っています。喰種はヒトの食事が全く食べられないため、軽食を食べるふりすることで人間が食事している様を演じます。だからトーカは毎日の学校でジャムのサンドイッチといった軽食しか食べていないはずで、依子もそれをいつも見ているからの発言でしょう。
問題なのは、以前テレビで流れているシーンで、喰種研究家なる人が出てきて「喰種は人間の食事がとてもまずく感じるため、人前では食べるふりはするだろうけど、隠れて吐いたりする。」と発言していました。このことが周知の世界で喰種が問題視されているとくれば、依子は別にしても「トーカは喰種なんじゃないの?」とかからかわれたり噂されたりしてしまう気がします。それに、喰種は血液中のRc因子を調べるとすぐバレるそうで、学校の健康診断でチェックされるんじゃないかと思います。
それはそうと、元気がないと察した依子がトーカの家に肉ジャガを作って訪れました。カネキ(主人公。もと人間の喰種)をトーカの彼氏と勘違いして依子は肉ジャガだけ置いて帰りましたが「もったいないけど捨てとくね」というカネキに対しトーカは「せっかく作ってくれたんだから」と食べるところからもトーカと依子が親友の中の親友といった関係であることが感じ取れます。
32話以降の感想は「http://ネタバレ注意.com/tokyo_ghoul/index.php」にまとめてあります。
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