Mac用のバックアップソフト Indelible Ⅱ で、とあるソフトウェアが管理目的で使用する隠しフォルダ(.svn等)をバックアップ対象から除外する方法です。

バックアップ対象のフォルダはウインドウ左側の「ソース/宛先」の「ソース」に指定します。例えば「SampleData/BackupTarget/」がバックアップ対象だったとします。もし、「/SampleData/BackupTarget/.svn」という隠しフォルダが存在し、”.svn” フォルダ以下はバックアップ対象としたくない場合、左側の「ルール」タブの「バックアップから除外する」に “.svn” フォルダを指定すれば実現できます。

[+]ボタンを押して「条件詳細」のリストから “親フォルダ” & “次と一致” を選択して「選択」という流れになりますが、選択用のリストからでは隠しファイルが見えませんし、手入力することもできません。それならばということで、 Finder で隠しフォルダを開き、ドラッグ&ドロップで「条件詳細」に .svnフォルダ を追加することにしました。

Finderを開いた状態で、上部のメニューから「移動」→「フォルダへ移動…」と選択します。すると「フォルダの場所を入力」と記されたダイアログが表示されるので、ここに「/SampleData/BackupTarget/.svn」と直接手入力します。

Finder上で “.svn” フォルダが開かれた状態になったところで、その Finder のウインドウ上部中央のフォルダアイコンにマウスポインタをあて、Indelible Ⅱ の 「条件詳細」ダイアログの テキスト領域 へ ドラッグ&ドロップします。これで無事に隠しフォルダの “.svn” フォルダがバックアップ除外対象に設定できました。この例だと「バックアップから除外する」のところに、『フォルダ”/SampleData/BackupTarget/.svn”に含まれているファイル』と表示されたはずです。

実際に実行したところ”/SampleData/BackupTarget/.svn”フォルダ自体も含め、バックアップ対象外となったことが確認できました。ただし、一致しないアイテムを削除する設定にしていても隠しフォルダは消せない様なので、途中から適用する場合は一度は手動削除してやる必要がありそうです。


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