Adobe社が発売しているウェブオーサリングソフトの Dreamweaver には、サイトを同期して必要なもののみを更新する「同期」という機能があります。この同期機能ですが、 Dreamweaver で管理している全てのフォルダやファイルが対象となるため、 Dreamweaverの機能であるテンプレートやライブラリで作成する Templates や Library フォルダも更新対象としてしまいます。

毎回、同期の対象外に設定してやればアップロードされることはありませんが少々面倒です。 Dreamweaver にはこれらの手間を省ける様に、あらかじめ FTP操作対象外のファイルやフォルダを設定しておくことができます。この機能をクロークといいます。

例えば、 Templates フォルダをクローク設定して FTP操作対象外としたい場合、 Dreamweaver 上で Templatesフォルダ を右クリックし、ポップアップメニューから「クローク」→「クローク実行」と選択します。

フォルダアイコンに赤の斜線が入ればクロークは成功です。次回の同期では、このフォルダとその内容が同期の対象から外れるので、誤って更新してしまうのを避けられます。

また、クロークを使うことで phpMyAdmin や blogツール等、滅多に更新しないのにファイル名が多くて同期に時間ばかりかかるといった問題にも対応できます。クロークを解除しなくても直接指定すればアップロードも可能なので面倒な手間は増えません。


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