Eclipseの起動が「Workbenchのロード中」でフリーズ
Mac OS X 10.7.5(Lion) で Eclipse を使っていますが、あるワークスペースに限ってのみ起動直後のスプラッシュ画面が表示されている最中「Workbenchのロード中」のところでフリーズしてしまう事象が発生しました。キャッシュのクリアをしてもダメでした。突き詰めていけば原因がわかったのかもしれませんが、プラグイン設定を全て削除することが最終手段になるのか?と思ったので試してみました。
開こうとしてフリーズしたワークスペースのパスにある「.metadata」内にある全てのディレクトリやファイルを削除しました。隠しファイルなのでターミナルからcdでワークスペースのパスまで移動して、さらに cd ./.metadata で移動し rm や rmdir コマンドで .metadata 内にある全てのディレクトリとファイルを削除しました。削除の際には誤って別の場所で削除を行わないように注意しましょう。
.metadataフォルダ内のディレクトリやファイルの削除後、Eclipseは正常に起動する様になりました。ただし、設定全消しという最終手段なので、例えば Javaプロジェクトで開発していた場合でも、プロジェクトは一切表示されず、メニューの「インポート」→「一般」→「既存のプロジェクトをワークスペースへ」とたどり作業していたJavaプロジェクトを再取り込みしなくてはいけません。その他様々な設定を行っていた場合も全て設定し直しですので、あくまでも最終手段として行う様にしましょう。再設定はかなり面倒なので、「.metadata」の中から怪しいものを選んで消して試すのもいいかもしれません。