Subversion管理下のファイルはsvn moveコマンドで移動する必要があります。これは更新履歴を引き継ぐためです。OSのファイルシステムで移動してしまうと、古い名前のファイルは”紛失”に、新しい名前のファイルは”新規”と別々に扱われてしまいます。

でも、統合開発環境(IDE)やホームページ作成ソフト等を使用していると、ファイルの移動を検知して自動修正を行い整合性を保ってくれるソフトもあり、絶対にsvn moveを使えというのは非現実的です。Subversionに対応したソフトなら、これも考慮してくれると思いますが、対応していない場合はどうにもなりません。

この場合は手間をかければ、単純な作業で履歴を引き継げます。
1.統合開発環境やホームページ作成ソフト等の該当ソフトでファイルを移動する。
2.OSのUIやコマンドラインを使用してファイルを元の位置に戻す。
3.svn moveコマンドで元の位置から先ほど移動した位置へ移動する。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です