タイトルと紹介文に惹かれたこの本。
私自身コミュニケーションは得意ではありません。でも、コミュ障と意識したこともあまりありません。
だけど、この本を読み進めてみると(オーディオブックなので、本当は読んだのではなく聴きました)、読み手はコミュ障という前提でお話が進んでいきました。
まあいいですけどね。
ちなみにここで言うコミュ障とは、医学的な意味ではなくコミュニケーションが困難な人のこと(コミュニケーション障害)です。
この言葉についても本の中で触れられています。
この本は、ニコ生(正式名称はなんだろう・・・)で放送されたものを書籍化、更にオーディオブック化されたものだそうです。対話形式で話が進んでいきます。
元コミュ障で、ラジオアナウンサーの吉田尚記さん。その経験から、コミュ障を脱するための
コミュ障あるあるネタが散りばめられていて、私もけっこう当てはまる部分があったので、ハッキリと意識していなかったけどコミュ障だったのか!と。特に衝撃でもなかったのですがね。
そして、そのコミュ障あるあるについて解説や打開策がやさしく示されています。
”やさしく”というのは、誰でも今すぐ簡単に打開できるということではありません。
何事もやはり練習は必要です。結論から言ってしまえばその一言に尽きてしまいます。
その練習の内容を分かりやすく、誰もがその気になればできるように伝授されています。
そして何より、コミュニケーションが苦手な人たちの心に寄り添ってくれる内容でもあります。
コミュニケーションを堂々と取るために自信を持て!と言ったって、そう簡単に持てるものではない等々。
さすが、自称元コミュ障な吉田さん。
新生活で出会った新しいクラスメイトや仕事仲間、ママ友・・・なかなか上手く話せないと感じていたら、読んで(聴いて)みるといいかもしれません。
人見知りを乗り越える手助けもしてくれるような1冊です。
私は聴く方が楽で、何かをしながらでもできて好きなので、オーディオブックをオススメします。通学、通勤、家事のお供にいいですよ♪
読むバージョンはこちら↓
新生活に幸あれ!