友人が読んで怖くなったと話していた、「ママ友がこわい」を読んでみました。怖いもの見たさで・・・
ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
私の感想は、怖いというよりイライラしました。
イラッとポイントは、多分「いい人」設定な主人公サキさん、不妊治療の話辺りで実はけっこう無神経なんじゃないかと思ったのですが、それなのに完全な被害者意識・・・
相手の状況を知らなかったとしても、デリケートな話題には気を付けた方が良いと思います。
私は「所詮ママ友」とは言いたくないですが、それでもいくら仲良くなったとしても出会ってからの年数も浅かったりで、まだまだ知らない部分があるという一定の距離感も必要かと思います。
人との距離は徐々に縮めるのが良いかと。
だからといって、仲良くしていたと見せかけて、ちょっと嫌なことがあったからと言って無視したり意地悪した方もした方ですけど。
更に、ちょっとしたことで手のひらを返す他のママさん。
もう、何だこの人たち。ってイライラ。
とはいえ、主人公サキがパートを始めたり、他のママさんと程々な距離で快適に付き合い始めたり、そうやって世界を広げていった解決策は、何かの時に参考になるかも知れないと思いました。
狭い世界しか見ていないとき、どんどん追い詰められていくというのは私も時々感じることがあるので。
ところでこのマンガ、エッセイだと思って読み始め、ちょいちょい主人公をほめる場面があって(若くて綺麗だとか、娘が色々できる子だとか・・・)、「え?こんなに堂々と自画自賛?それは嫌われて意地悪もされそうだね・・・」なんて思いました。
他の人から言われたという話なので、自分で自慢しているわけではないのですが、でもちょっとねえ。と。
そうしたら、これはエッセイではなかったようです。ホッ。
フィクションとも書いていませんけど、エッセイとも書いていない。
もしかしたら、実話を元にしたフィクション?
まあいずれにしても、個人的にはそんなに得るものは無かったかな、と思います^_^;
元々興味本位だったので中古で買ってちょうど良かったです。