限界までやらないことと、やる気が出なくてもやること。

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元々、何事に対しても少しずつコツコツやるのが苦手で、やるときはガッツリやる、やらないときは全くやらない・・・という感じだった私ですが、最近は少しずつやるというのができるようになってきました。

★参照:時間がない…と言わずにやるコツ ―一気に限界までやらない。 そしてスパッとやめる。(過去記事)

 

物事を小分けにしてやるということをするようになったら、日常が少し快適になりました。

その快適さは精神面が一番大きいです。

私は、「やらなきゃやらなきゃ・・・」と思いながら過ごしている状態が嫌いなので、いずれやることは割とすぐにやってしまう方です。

子どもの頃の夏休みの宿題なども、完成度はともかくとして、終わるのは早いタイプでした。

そして、コツコツやるのではなく、やり始めたら一気に終わらせる・・・・・・

昔はこれで困ったことがほぼ無くて、思い立ったらすぐやって、それで良かったのです。

 

ところが、6年前に子どもと過ごす日々が始まって、1年半くらい前にもう1人子どもが増えて。

それはもう自分がやろうと思った時になんて動けません。それが例え必要なことでも。

だから、合間を縫ってやるしかないのですが、一気に終わらせようとすると心身共に酷く疲れるのですよね。そして子どもの言動にもいちいちイライラし始め。

 

そこで私は、たくさん時間が取れそうなとき(例えば夫が休みの日とか)にやる作戦に切り替えました。

急ぎのものは仕方なく、子どもたちに揉まれながらやるのですが、それ以外は週末。

 

ところが今度は、週末でも夫が休日出勤になったり、休みでも出かけてしまったりということが、けっこうあるようになってきました。

 

うーん・・・

と思っていた頃、この本に出会い、

ズルいくらい幸せな人がやっている 人生が思い通りになる「シンプル生活」

 

物事を(本の中では片付けや掃除のお話ですが)、時間や場所を区切って小分けにやるという方法を取り入れ始めました。

 

何でずっと気付かなかったのだろう、小分けにやればいいということに。

人の習慣とか、その人にとっての“当たり前”ってすごいんだな、と思いました。

全部やるかやらないか、私にはその選択肢しか見えていませんでした。

 

ということで、日常の色々なことを小分けにやるようにしたら、「やらなきゃやらなきゃ・・・」な気持ちに襲われることも激減しました。

それでもやっぱり、やり始めたら最後までやりたくなったりもしますけど、そこはグッと堪えて限界(時間や体力気力の)までやらずに、次につなげます。

締め切りに追われていること以外は小分けにやる。

それをすると、かなり楽です。

 

それとは逆に、やる気が出ない日も、ほーんの少しでもいいからやる。

片付けで言えば本1冊でいいから片付ける。

それでやる気が出ることもあれば、疲れていて本当にそれ以上やる気が出ないこともある。

 

そんな時は、疲れているしやる気もないのに1つだけ頑張って行動したことに満足できます。

実際には、かなり散らかった部屋の本1冊片付いたところで、見た目の変化はほぼ皆無です。

それでも、やる気がなくても疲れていてもやったという事実に想像以上の満足感が得られました。

これは私にとっての新発見です。

 

これからもなるべく、

「一気に限界までやらない」

ことと、

「やる気が出なくても1つだけ何かしてみる」

というのを続けて行こうと思います。

 

(私の好きなオーディオブックバージョンです↓。朗読してくれているからとっても楽!)

 

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