片付けが苦手な人へのアドバイスとして、
疲れるまでやらず、ごく短時間に区切ってみたり、限られた小さなスペースに区切ってみたりして、それを続けるといい
ということが、ある本に書かれていました。
私は片付けが嫌いなわけではないけれど、そんなに得意でもありません。
好きは好きなんですけど、今はまとまった時間も取りづらいですし、子どもに邪魔されたりしながら…になることも多くて。
そういう状況での片付けは疲れるので嫌いです。
そういう意味では、片付け苦手です。
黙々とやるのは割と好きです。得意かどうかは別として。
それでも最近は季節のせいか、気分が乗っていたので、昨年夏の引っ越し以来片付いていなかった納戸を片付けたり、子どものおもちゃを整理して片付けやすいように考えたりしながら、あれこれやっていました。
その成果で、1階の納戸やリビングはだいぶ片付いたので、今度は2階の自室が気になり始めました。
自室と言っても、今はほぼ物置状態で、個室としては使っていません。子どもが小さいこともあり、1日の大半をリビングで過ごしているので。
だから、子どもが少し大きくなってから…せめて下の子が幼稚園へ通うようになったら片付けようと思い放置していました。
だけど、1階が片付いてきたら2階も片付けたくなってきました。
しかし時間が取れない…
1階は、長男が学校へ行っている間に次男を遊ばせながら何とかだいぶ片付けることができました。
それが2階となると、まだ殆ど片付いていないために、そこら中に触られたくないものや危険な物も多く、片付くどころか逆に散らかるのは目に見えているし、次男を遊ばせておくスペースもあまりありません。
それで2階の片付けは当分諦めることにしていたのです。
ところが、本の中の
短時間・限られたスペース
というところに、なるほど!と思いました。
できるだけ一気に片付けたいと思っていたから、なかなか2階の片付けができなかったのか、と。
例えば5分くらいなら、次男も機嫌が良ければ待てそうな感じがするし、長男がいる時2人で遊んでいるちょっとした時間くらいならあるので、そういう時間に欲張らず少しだけ片付ければいいのですね。
ということで、早速実践し始めました。
まだまだ全体に散らかり過ぎていて、少し片付けたところで見た目にたいした変化はないのですが、それでも気になっていた物が少しだけでもしまえたり、いらないものを捨てられたり。
気分的には少しだけでも前進できたことに、想像以上に満足できました。
ほんのちょっとした時間を有効に使えた充実感もあり、自分を褒めたい気分にもなりました。
同時に、もっと片付けたくもなりましたが、そこは本にも書かれていたように、敢えてストップをかけてまた次のチャンスを待ちました。子どもが飽きる前に。
片付けの時間が長くなると、他の家事も時間が押したり、子どももグズり始めたりして、結局イライラして疲れてもう嫌だー!やっぱりしばらく片付けは無理!となりますからね。
今まで片付けが進まなかったのは、このパターンでした。
ごく短時間だったり限られた小さなスペースの片付けは、その時は成果が見えづらいけれど、確実に前進はしているわけで。当然のことながら何もしないのとは大違い。
コツコツやるのが苦手な私の考え方の癖で、「こんな少しだけやったって変わらないし…」というのがありました。
でも、それは単なる思い込みだったのです。
パッと見では分からないくらいのものでも、少しずつやっていけばゼロではなくなる。
深く考えず、とりあえずやる。
5分でいいから集中する。
つべこべ言う暇があるなら、やる。
これ、片付けに限らず大切なマインドですね。
ついつい時間がないという言い訳もしがちですけど、毎日毎日1日5分さえも取れないということはないのです。少なくとも今の私には。
何となくスマホをいじってたりする間に、5分以上経っていることなんてザラですし。
何かをしようと思ったときに、一気にたくさんやろと思うから時間もたくさん必要で、その分疲れて、後々時間にも追われて、子どもも待てなくなり、イライラして、、、
それで、「ほらやっぱりこうなる。子どもが小さい今は無理だ〜」
ってなっていたことに気付かされました。
やること、やりたいことがあるなら、ササッと始めてスパッとやめる。
これを機に、そういうメリハリを保っていきたいです。
「まだやりたい」という気持ちを残したままやめると、次へのモチベーションにも繋がることも体感できました。
やり始める力も大切だけど、スパッとやめる潔さも大切だったのですね。
これを続けたら、より気持ち良く過ごせそうです。
この記事に書いたマインドはほんの一部ですが、書かれていたのはこの本です。
ズルいくらい幸せな人がやっている 人生が思い通りになる「シンプル生活」
私はオーディオブックで聴きました。ご飯を作りながらとか、子どもたちが寝た後ベッドの中でとか・・・