昨日、久しぶりに心底腹立たしいことがありました。
簡単に言えば、とあるおじいさんに怒鳴られたことです。駐車場警備らしきことをしていらっしゃるおじいさん。
駐車しようとしていて気付いたら何やら言っておられまして。
何を伝えようとしているのか本当に全く分からなかったので、窓を全開にして「なんですか?」と普通に聞きました。
するとおじいさん「わかんねーのかコノヤロー!!」と。
私は悪くないのに。そのおじいさんにしたら何かが癇に障ったのかも知れないけれど、心当たりはない。しかも分からないから聞いているのに「コノヤロー」呼ばわり・・・
思わず「分からないから聞いてるんですけど!!」とこちらも喧嘩越しに。
それでも何を伝えたいのかよく分からずじまいでした。
らちもあかずドンドン腹が立っていくだけなので、私がその場を去り、その一件は終わりました。
やれやれ、なんだったのでしょう。
今になって振り返ると「意味の分からないおじいさんだった(苦笑)」という感じで、もうどうでもいいのですが、その場は最近でトップ1な腹立ち具合でしたね。今後二度とお目にかかりたくないものです。
実はこのおじいさん、感じが悪い上に言動もよく分からないことで一部では有名なのです。
私も何度か嫌な思いをしましたが、今回の件はかなり強烈でしたね。コノヤローって・・・
ですが、数人の友人たちに愚痴を聞いてもらって、時間も経ってきてもうどうでも良くなた後に気付いたことがありました。
それは
物の言い方は大事
だということです。
同じ状況でも、「わかんねーのかコノヤロー!!」ではなくて、私に否があるなら指摘してくれたら反省できるかも知れないし(あの口調では、多分その場は腹立ちますけどね・・・)、更に、できれば喧嘩口調ではなくて普通の調子で説明してくれたらこちらも聞き入れやすいし、場合によっては「すみません」の一言くらい出たかも知れないのです。
だから、あのおじいさんの言い方何とかして欲しい!
・・・のではなくて。
私も気を付けようと思ったのです。
特に子どもに対して、イライラしている時に私もあのおじいさんのようになっていることあるよな・・・と。
子どもにとっては、きっと何を怒られているのか分からなかったのかも知れません。
私にとっては、子どもに注意したりやって欲しいことがあって言っているのにスルーしているように見えたりして、時には怒り返してきたりして、逆ギレかい!とか思うことがありましたけど。
だけど、子どもにとっては私があのおじいさんのように訳も分からず怒り狂っているように見えていたのかも知れませんね。
そこで、一旦イライラや怒りを堪えて落ち着いて説明してみたら伝わることも増えるのかな、と思ったりしました。
誰かにぶつけたイライラは自分に跳ね返ってくる。
あのおじいさんだって、カッとなって暴言を吐いた為に、私からも嫌な言い方されて睨まれて。
ということで、あのおじいさんにはもうお会いしたくありません(重要なので二度目)が、自分の振る舞いを振り返るきっかけにはなりました。
ちなみに、どんな出来事もプラスに考えようという心持ちは私は好きではなくて、今回のはたまたまそこにたどり着いたというお話でした。
自然にプラスに捉えられるならそれはいいことだと思うのですが、無理矢理プラスの意味付けをしたり、腹が立ってるのに堪えて前向きになろうとする感じはちょっと気持ちが悪いですね。
なので、そういう努力は今後もする予定はありませんが、こうして気付いたことは心に留めておきたいと思います。