今、ドリップコーヒーがマイブームです。
ブームなのか、このまま定着するのかは分かりませんけど、とりあえずブームです。
少し前までは、食後や少し時間が空いたときにインスタントコー比を飲むのが習慣になっていましたが、ある日ふと「これは美味しいのか・・・」と思ったのです。
多少、種類による違いもあるとは思うのですが、それを考えてもインスタントコーヒーって・・・
と、疑問に思い始めたのです。
そう言えば、マグカップに半分ちょっと作っても途中で飽きてしまったりすることも多くなっていました。
私にとってコーヒーはただ惰性で飲んでるだけ?とも思ったり。
でも、それは違いました。
私は珈琲の味というよりは、香りが好きなのです。
それならインスタントは頂けないわけだ、と1人納得。
カフェや喫茶店の香り、たまによそで誰かがコーヒーメーカーで淹れてくれている時の香り、たまに自分で飲むドリップコーヒーを淹れている時の香り。
それが好きなんだと今更ながら気付いたのです。
それからは、自分でドリップするのが楽しくて楽しくて。
少し前まで、ドリップなんて面倒臭い!と思っていたのに。
ドリップはお湯が落ちるのに少し時間がかかりますが、それを面倒と思うか楽しいと思うか。
この境目をなぜ突然越えたのか全く分かりませんけど、面倒臭い以外の何者でもなかったドリップが、楽しくていい時間に変わりました。
コーヒーの香りを感じながら、ゆっくり落ちていくお湯をボーッと眺めている時間がたまらない。
ドリップが面倒だった頃は、ゆっくりお湯を注ぐのなんて面倒の極みだったけれど、好きになってみるとたかだか数分と思うようになって、人の感覚なんてそんなものだとつくづく思います。
普段は2人の子どもたちに囲まれてバタバタしがちですが、タイミングを見計らってしばしコーヒーを淹れることに集中する時間が至福です。
元々超面倒くさがり屋で、休みの日はインスタントコーヒーでさえ夫に淹れてもらう始末だった私が、逆に「コーヒー飲む?」なんて言うようになりました。
ちなみに、コーヒーをドリップするのに使っているのは、1杯分ならこちら
(ペーパーフィルターいらず、カップに直接落とせてとっても便利です!)
2杯分以上なら、新しく購入したこちら
(ドリッパーと受ける部分が一体化していて、でも簡単に外せて、これまたとっても便利♪)
1杯用のものは、以前インスタントと間違えてレギュラーコーヒーを買ってしまったときに仕方なく購入したものですが、今頃になって役立つとは。
こうなってくると豆を挽いてみたくなったり、色々道具も揃えたくなってきました。
毎月、少しずつ買ってみようかな♪
今のところ、コーヒーメーカーに頼る気はありません。のんびりお湯を注ぎながら淹れるのが好きな身としては。