「透明なゆりかご」読みたさに、前回から読み始めたマンガ雑誌「ハツキス」。
前回は電子版を購入したので、ジョブズのマンガは収録されていませんでした。
(理由はわかりませんが、たしかに電子版を購入する際にそう断りが入っていました。)
今回はアナログで読んだので、「スティーブ.ジョブズ」を初めて目にすることに。
ジョブズ氏にそんなに興味がある訳ではありませんが、何となく読み始めたら・・・
これがなかなかおもしろかったです!
このマンガは1話完結のようです。少なくとも今回はそうでした。
それもあってか、今回の2017年1月号は第22話でしたが、違和感なく入っていけました。
しかもハツキスは隔月発売なので、スティーブ.ジョブズは40ページと長めで、満足な読み応え(これはもちえろん他の連載もそうですが)。
「スティーブ.ジョブズ」第22話は「ミュージックマン」ということで、かの有名なiPod誕生にまつわるお話でした。
iPodは、ジョブズ氏の「音楽を持ち歩きたい」という思いから始まり、内容やデザインにこだわり抜いた結晶なのだということがよく分かりました。
ジョブズ氏のこだわりは、知る人ぞ知るこだわりなのでしょうか?
そういえば私は、ジョブズ氏は単に「スゴイヒト」という位置づけ以外はよく知りませんでした。
iPodの話はそのごくごく一部なのでしょうけど、その職人魂のような情熱の強さをほんの少し知りました。
夫にも読んでもらい、ジョブズのすごさが少し分かったというようなことを話していると、
「でも、彼の下では働きたくないよね…」
という、なんともサラリーマンらしいお答えが。
たしかに嫌ですねえ、彼の下で働くのは。
下どころか、同期でも上でも嫌です。
と、その時は思ったのですが、彼と同じ志と情熱、それから似たような感性があればいいのかとも思います。
このマンガは単行本で1巻~5巻まで発売されているようで、始めから読みたいと思っています。
電子にするか紙にするか…迷いどころです。
少し前は専ら電子派だったのですが、今回の「ハツキス」でたまたま久しぶりに紙の雑誌にしたら、やっぱり紙の方がいいな~と思ったのです。
5感が刺激される感じが良いですね。…あ、味覚は関係ないので、4感ですね。
とにかく、手触りとかページをめくる感じとか音とか紙とインクの匂いとか。
しかしかさばるという難点があるのですよね。
それに、電子なら何冊でも持ち歩けて、いつでもちょっとした隙に読めるのが良いです。
それぞれに良いところがあって、選びかねます。
さてさて、ジョブズはどちらにしましょうかね。