MacOS X で EclipsePDTを使用して PHP4のローカル実行
(1)php4のクライアント版モジュールをビルド
PHPのサイト(http://jp2.php.net/)へアクセス。”downloads”メニューの”Information about older releases and their downloads are available “から”PHP 4.4.9 (tar.gz)”をダウンロード
Finder上でダブルクリックで解凍できる。
ターミナルを開き
$ cd (ダウンロード場所)/php-4.4.9
$ ./configure –enable-mbstring –enable-mbregex –enable-zend-multibyte
$ make
「php-4.4.9/sapi/cli」内に”php”というモジュールが作成される。
このcliディレクトリごと、任意の場所に移動する。
cliだと分かりにくいので名前を変更する。今回はphp4。
(2)php.iniを準備
「php-4.4.9」にphp-dest.iniが作成されているので、php4ディレクトリ内にphp.iniという名前に変更して移動。
(3)ZendDebuggerを配置
Zendの”http://downloads.zend.com/pdt/server-debugger/”から、MacOS Xなので”ZendDebugger-5.2.15-darwin8.6-uni.tar.gz”をダウンロード。ダブルクリックで解凍。
その中の(php4.4.9なので)”4_4_x_comp”を開き、”ZendDebugger.so”を任意の場所に配置。
(4)php.iniを編集
php.iniを開き、以下を追加
——
[Zend]
zend_extension=”(絶対パス指定)/ZendDebugger.so”
zend_debugger.allow_hosts=127.0.0.1
zend_debugger.expose_remotely=always
——
(5)EclipsePDT設定
環境設定メニューの”PHP”>”PHP実行可能ファイル”で”追加…”
名前は任意。今回は”PHP4.4.9″。
実行可能パスは、phpモジュール(今回はphp4/php)の絶対パスを指定。
php ini ファイルはphpモジュールと同じ場所にphp.iniを置いたので設定不要。
PHPデバッガーは”ZendDebugger”
これで設定は完了。
動かしたいphpファイルを開いて、右クリックから「実行」→「PHP スクリプト」でPDT上でのスクリプト実行が可能となりました。