VMware Fusion で Ubuntu のネットワークが繋がらない
Mac 上で Windows や Linux を動かせる VMware Fusion で、Ubuntu というLinux を使っていたのですが、新環境へディスクイメージを移動後、ネットワークに接続できないという状態に陥りました。
症状
具体的にはこんな症状がでていました。
- ネットワークにつながらない
- 近場のルーターに ping が通らない
- ifconfig で確認してもIPアドレスが正しく表示されない
- /etc/init.d/networking restart を実行すると、以下のエラーが出る
* Reconfiguring network interfaces…
SIOCSIFADDR: No such device
eth0: ERROR while getting interface flags: No such device
eth0: ERROR while getting interface flags: No such device
Failed to bring up eth0
以前に VMware Fusion を販売していた act2 の FAQ ページに情報がありました。
Ubuntu仮想マシンのクローニング後ネットワークが失敗する- FAQ | act2.com
参考にしたページです。
Ubuntu 複製による不具合
設定ファイルの引用が並んでいるので少々わかりにくく感じましたが、要は Ubuntu(Linux) 10.10 より前のバージョンで、Ubuntu 仮想マシンのクローニング後(複製/コピー作成後)に発生することのある現象だそうで、解決方法は /etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules の修正ということです。
対処法
- sudo vim /etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules と入力してファイルを開きます。
管理者のバスワードを聞かれると思うので、聞かれたら入力します。 - いくつかある『SUBSYSTEM==”net”』で始まる行の一番下だけ残します。
- 残した行の『NAME=etch(数字)』の部分を『NAME=eth0』と数字をゼロに書き換えます。
- /etc/init.d/networking restart と入力してネットワーク設定を再起動
- まだだめなら Ubutu を再起動
私はこれでネットワークが繋がる様になりました。繋がるかの確認は何でもいいですが、 ping www.yahoo.co.jp で応答を確認しました。省略しすぎて良く分からない場合は、上で紹介した act2 の FAQ も読んでみてください。