SAKURAインターネットのレンタルサーバー上で稼働中のWordPressブログで使うプラグインを開発でもしようかと思いまして、MacのPararells環境にインストールしたUbuntu Linux上でWordPressテスト環境を構築してみました。

その際に必要だったことを簡単にメモしておきます。

ubuntu-21.10-live-server

UbuntuはServer版の21.10を使いました。今回は公式ダウンロードサイト(https://jp.ubuntu.com/download)からubuntu-21.10-live-server-amd64.isoをダウンロードしてセットアップしました。

参考にしたブログはこちら。「【Ubuntu 20.04 LTS Server】新規にインストールする」です。

少々手間取ったのがサブネットマスク

192.168.188.111 のIPアドレスに、「255.255.255.0」のサブネットマスクを設定したかったのですが、違う設定方式だったので「192.168.188.0/24」と入力する必要がありました。

Apache と PHP のインストール

参考にしたブログはこちら「【Ubuntu 20.04 LTS Server】Apache2とPHPを動かす」でした。

Apache 2 インストール

Apache は 掲載されていた以下のコマンドで簡単にインストールできました。

sudo apt install apache2

デフォルトのインストールで、Web公開フォルダ(document rootディレクトリ)が「/var/www/html」であることさえ覚えておけば問題ありません。

PHPは7.4をインストールしたい

手順に従ってインストールすると、この時点で最新のPHP8がインストールされてしまい、SAKURAインターネットのPHPバージョンと合わなくなってしまうので、いろいろなサイトを参考にしながらPHP7.4をインストールしました。

以下のコマンドで一度、インストールしてしまったPHP8を削除しました。

sudo apt-get autoremove php*

続けて以下のコマンドで再インストール

sudo apt-get -y install php7.4 libapache2-mod-php7.4 php7.4-mysql
sudo apt install php7.4-fpm php7.4-common php7.4-mbstring php7.4-xmlrpc php7.4-gd php7.4-xml php7.4-cli php7.4-zip php7.4-curl php7.4-imagick

最初、php7.4-mysqlのところをphp-mysqlなどとしてたのですが、そうするといざ、以降の手順が終わってWodpressの画面にアクセスしようとしたところで、画面上に「お使いのサーバーの PHP では WordPress に必要な MySQL 拡張を利用できないようです。」と表示されてしまい、Wordpressのインストールを完了することが出来ませんでした。

このサイト「Ubuntuで「お使いのサーバーの PHP では WordPress に必要な MySQL 拡張を利用できないようです。」表示されたら」がヒントになりました。

mySQLインストール

mySQLもSAKURAインターネットのバージョンと合わせて5.7をインストールしたかったのですが、このサイト「Ubuntu 20.04 で MySQL 5.7 をインストールする」を参考にインストールを試すも、どうしても最新の8がインストールされてしまいました。

結局、WordPressからはDBコネクション貼るだけだから、バージョンは妥協しようと思い、8.0.28-0ubuntu0.21.10.3 としました。

WordPressをインストールするために、データベースを新規作成して、ユーザーを作成して、全権限を与えて準備完了です。

データベースの新規作成とユーザーの作成は「MySQLでデータベースを作成しよう」が参考になりました。

sudo mysql -u root -p
create database sample_database_name;
CREATE USER test_user_01 IDENTIFIED BY 'TestUserPassword';

ユーザーに全権限を与えるのは「【MySQL】ユーザに権限を付与・取消・反映する方法」が参考になりました。

GRANT ALL ON . TO test_user_01;

WordPressのインストール

WordPressインストールで参考にしたのは、公式サイトの「WordPress のインストール」でした。

WordPress パッケージ「wordpress-5.9.3-ja.tar.gz」をDocument Root上に展開して、wp-config.phpの編集を行いました。

WordPressで推奨されるパーミッション設定について」も設定すべきかと思いましたが、ローカルで動かすテスト環境なので今回は割愛しました。

あとは、wordpressフォルダ内にファイルを置いたまま、URLはあたかもトップページとしたかったので「サブディレクトリのWordPressを上階層で表示させる方法」を参考にindex.phpをDocument Root直下に移動して、公開URLの調整をしました。

WordPressインストール

あとは、WordPressのトップページにアクセスして、入力項目を埋めてインストールボタンを押せば、無事にMySQLにWordPress関連のテーブルも作られて、WordPressが通常通り使える様になりました。

phpMyAdminもインストールしておきました。

今後、開発時にデータを確認する必要があると思ったので、phpMyAdminも公式のダウンロードサイト(https://www.phpmyadmin.net/downloads/)からダウンロードして、Document Root上に展開しておきました。

注意したのは、展開したディレクトリはバージョンやら言語の概要もディレクトリ名に含まれて長かったので、以下のコマンドで短くしたくらいです。

sudo mv phpMyAdmin-5.1.3-all-languages/ phpMyAdmin

これで、http://xxxxxx/phpMyAdmin でアクセス可能なので。


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