Eclipse + PhoneGap Android開発環境を作りたい(Mac編)
まだ PhoneGap での Android アプリ起動まではこぎつけていませんが、Android エミュレータまでは起動できたので流れをメモしておきます。
目次
[1]PhoneGap ビルド環境を作りたい
まず、Eclipse、PhoneGap、Android というキーワードから、以下のサイトをベースとしました。
EclipseとPhoneGapでAndroidアプリケーションを開発する | Adobe Developer Connection
参考にしたAdobeのページです。
この情報では、「Eclipse」「Android SDK」「Eclipse用ADTプラグイン」「PhoneGap」の4つをダウンロードする旨書かれていましたが、2014年9月現在では上記ページからリンクされた「Android SDK」のサイトへ飛べば「Eclipse」「Android SDK」「Eclipse用ADTプラグイン」がバンドルされたものがダウンロードできるようになっていました。
Android SDK | Android Developers
「Download Eclipse ADT with the Android SDK for Mac」をダウンロード
この「Eclipse ADT」と、「PhoneGap」の2つをダウンロードすればOKです。
[2]Android と Ant
ダウンロードが終わったら、そのまま[1] のページを参考にPhoneGapのための設定を加えていくことになりますが、途中で “android” というコマンドと “ant” というコマンドをターミナルから打つことになります。”android”コマンドは[1]でダウンロードした「Eclipse ADT」の中に含まれているのでいいとして、”ant” は Mac の OS 10.9 (Marvericks) では標準でインストールされていませんでした。
“ant” は Apache Ant をダウンロードしてやる必要がありました。そして “android” も “ant” も事前に PATHを通す 作業が必要になります。それは以下のサイトを参考にしました。
Antを使ったAndroid環境をMacに構築する – のらねこの気まま暮らし
参考にしたページです。
注意事項としては、パスを通す設定では “ant” はダウンロードしたファルダの場所を、”android” は「Eclipse ADT」をインストールした場所の ./sdk/tools を指定します。 このサイトではPATHを通すところで「terminalではZshを使っているので、.zprofileに次を記述する。」という記載もあるのですが、私の場合は bash の「.bash_profile」でした。.bash_profile は今回初作成でした。
[3] cordova-1.5.0.jar ってどこ?
引き続き[1]の資料に従って設定を続けていくことになるのですが、「cordova-1.5.0.jarをAndroidプロジェクトの libs ディレクトリにコピーします。」というところで、今回ダウンロードした「PhoneGap 2.9.1」には cordova-1.5.0.jar が存在していないことに気付きます。以下のサイトに情報ありました。
how to find cordova.jar in latest version of phonegap 2.9.1? – Stack Overflow
参考にしたページです。
英語のページです。簡単な流れで書けば以下の流れでコマンドを叩いていきます。上記でPATHがうまく通せいてないと「command not found」などと出てうまく進まないと思います。
$ android list targets
Available Android targets:
———-
id: 1 or “android-20”
・・・
$ android update project -p . -t android-20
$ ant jar
うまくいけば、「./phonegap-2.9.1/lib/android/framework」に「cordova-2.9.1.jar」ができあがります。
[4] Run As Android Application
引き続き[1]を読んでいき「AndroidエミュレーターでPhoneGapアプリケーションを起動する」のところで、プロジェクトから「Run As」を選択して「Android Application」を選択。これで動くかと期待したのですが、 Android エミュレータが起動しませんでした。
エラーメッセージは「No system images installed」というもの、文字通りシステムイメージというものがインストールされていないことが原因だそうです。システムイメージをインストールしておけば、それを AndroidエミュレータでエミュレートするCPU/ABIに指定できます。以下のページを参考にしました。
2/4 Androidスマートフォンエミュレータの使い方 [ホームページ作成] All About
参考にしたページです。
この記事の中で、インストールされていない場合は『「Android SDK Manager」を使って追加インストールして下さい。』と書かれていますが、そもそも「Android SDK Manager」すら分からない始末・・・
以下に情報ありました。「Android SDK Manager」とはAndroid SDK の tools にインストールされた “android” をダブルクリック(開けない場合は、右クリック→開く)で立ち上がるとのこと。
» Android環境構築(Mac版) Android SDK インストール Tech Fun.cc
参考にしたページです。
これは気付きません・・・
ここまでやったら、ひとまず RunAs → の実行から Android Application から Android エミュレーターが立ち上がるところまでは行けました。まだ PhoneGap アプリを動かしたわけではないので油断できませんが、ひとまずここまで。
続きはまた。