バックアップを携帯する
仕事上のデータはもちろん。パソコンやスマートフォン、タブレットに写真やデータをたくさん保存している人は多いと思います。雑誌等でよく取り上げられる様になってきたので、大切な写真やデータを失わないために定期的なバックアップを実践している人も増えてきたのではないでしょうか。今回はそのなかでもバックアップデータを持ち歩くことで消失リスクを回避しようという方におすすめの情報です。
なぜ持ち歩く必要があるのか!?と言うと、同じ家にオリジナルとバックアップを置いておいた場合、1台の破損ならもう1台で復旧できるものの、「家が火事になりました。」とかいう事態には対応できないためです。個人で仕事をしてる人等ではバックアップを同じ場に置くことの不安を抱えてる人まで含めるとそれなりにいるのではないでしょうか?企業なら大阪と東京にバックアップを持つことで災害に備えるというのは現実的ですが、個人ではコスト面等からそうは言っていられません。ならば1台は家にもう1台は持ち歩く事にすれば、万が一でも住む場所とパソコンさえ確保できれば仕事が再開できます。
仕事に限らず趣味や日常でも、デジカメやデジタルビデオカメラで撮影した想い出の写真や子供の写真や動画などは無くなったら途方に暮れる方が多いのでは?と思っています。特にこの手のデータは容量も大きく、DVDでも心もとなくBlu-ray等をメディアとして活用している人もいると思いますが、なにぶん書き込み速度の遅さと容量の少なさがネックです。高速な書き込み速度と大容量を求めるとハードディスクが候補に上がりますが、その構造から衝撃に弱く身に付けるには適しません。
そんなハードディスクですが、耐衝撃性に優れたハードディスクがバッファローから発売されている事を知りました。このサイト「米軍MIL規格準拠HDDは、どれくらいの衝撃で壊れるのか」を見る限りではかなりの耐衝撃性能を誇っている様です。
自転車からの落下実験や限界を超える5メートルの高さからの落下実験など過酷な内容にも関わらず、最終的に筐体が破壊される衝撃を与えてもデータを読み出す事ができたとは。。
値段も異常に高いというわけではないので、バックアップを持ち歩きたい人はもちろん、学生や営業マン等でデータを持ち歩く機械の多い人は記録メディア購入の候補に入れてみてはいかがでしょうか?持ち歩くとついて回るのが紛失時のデータ漏えいリスクですが、これはディスクドライブを暗号化することで予防できます。これについてはまた機会を作って掲載します。