IT業界はリーダーの人員配置能力で生産性が決まります。個人の力量ではありません。

私の会社は業務アプリケーションを手がけるIT業界です。よく上司やマネージャーからは「生産性を上げろ。残業をするな。」と皆言われ続けています。今の時代はそうらしいのですが・・・

残念・・・

まずはリーダー力

そんな個人への声かけだけで「生産性を上げれて」「残業が減る」のであれば誰も苦労はしませんし、それまでどんだけサボってたんだという話しです。

生産性を上げるのはリーダーの力量だし、メンバーの残業を減らすのもやっぱりリーダーの力量です。

生産性を高めるには・・・

手空き時間を減らして、メンバーの士気を高めるのが生産性を高めるカギです。これは個人の努力ではできません。

個人の手空き時間は士気を高めれば減ります。士気自体は個人でも高めることはできますが、周りに他に士気の高い人がいなければ(サボっている人が多いと)、簡単に士気は元通りに下がってしまいます。

だから、リーダーが適切な仕事振りをしてプロジェクトとしての手空き時間(作業のない空白の期間)を減らして、ビジョンややる気を示してメンバー全員の士気を高めてやらなければならないです。

残業を減らすには・・・

みんなが同じ時間に上がれる様な仕事振りをリーダーがすればいいだけです。作業が手薄の日はみんな早く、作業が逼迫している日はみんなで遅く・・・。

これなら、残業はプロジェクト内で最小にすることができます。後は生産性で書いた様なリーダーの力量次第で残業時間は減っていきます。

仕事が早い人が損をする?

仕事が早く終わると次の仕事がくるので、仕事量では損をするかもしれないですが、帰る時間は早くなるので一概に損とは言えないはずです。

それに、士気が高い状況下だと、仕事が遅い人は早い人がたくさん仕事を振られていくと、自分ももっと早く仕上げないと・・・と、個人の生産性を高める工夫をしますし、仕事量の差は縮んで行きます。

とにかく人員配置能力・・・

損得感情は個人の感覚の話しとして、リーダーが重視すればいいのはただ一つ人員配置能力です。

マスタースケジュールで作業と期限を割り出し、初期割り当てを決めてから、日々割り込む作業や、不測の事態、仕様の変更や期限の短縮要請などなど、その都度適切に人員配置の変更を即時に繰り返していけばいいのです。

この行動をとっていれば、リーダーの前向きに取り組む姿勢がメンバーに伝わるのでメンバーの士気も併せて高まっていきます。

「都度適切に」ってのがけっこう難しいんですけどね!!

 

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