行政端末で住民票発行、その遅さと雑談力・・・

変なタイトルですよね。

川崎市の行政サービス端末ってご存じですか?銀行ATMみたいな機械で住民票やら印鑑証明やらが窓口に並ばなくても午後7時まで交付してもらうことができる機械です。もっとも川崎市ではマイナンバーカードを使ってコンビニでこれら証明書の交付が受けられるとやらで行政サービス端末は平成29年度内に廃止される予定なのだとか・・・。

今回はその行政サービス端末で住民票の写しの交付を受けてきました。その感想です。これから行政サービス端末を利用しようとしている方は参考にしてみてください。

かわさき市民カードか住基カードが必要

行政サービス端末を利用するには、黄色い「かわさき市民カード」か緑色の「住民基本台帳カード(住基カード)」の何れかが必要です。

天下のマイナンバーカードは使えないのだそうです!マイナンバーカードを利用している方は素直にコンビニに向かいましょう。こちらの方が近いし遅い時間までサービスが受けられる様です。

川崎市:コンビニ交付のご案内
マイナンバーカードをお持ちの方は参考にしてみてください。

さて、ここからが本題です。

住民票の発行が遅い!!

住民票に限らず印鑑登録証明書もですが、発行までが遅いです。今回、住民票の写しを4部取得したのですが、カードを挿入してから住民票を受け取り終えるまで5分は必要でした。

5分なら待てるよ・・・と思いますよね?

並んでる後ろの人は待てるでしょうか。イライラしながら待っていると思われます(^_^;)

まあ、操作しているうちはまだいいです。カードを入れて暗証番号を入力して、住民票を選択して、家族も印字するか本籍やら個人番号やら何を省略するかなどを入力していきます。ここは取得する内容が分かっていれば2分ほどでしょう。

ここから印刷(交付)が始まります。何もせずに待っていればいいのですが、ウィーン・・・カシャカシャ、・・・。カシャカシャ。・・・。・・・。カチ。・・・。・・・。ウィーーン。ジジッ。・・・。・・・。端末「証明書をお受け取りください。」・・・。・・・。ウィーン(2通目の印刷開始)・・・となります。これが4通続きます。非常にストレスです。

後ろに人が並んだ!?

実は私、1日前にも行政サービス端末で住民票の写しを取得していました。余計な項目を印字してしまっての再トライだったため、その遅さは十分認識していました。

昨日は誰も並びませんでしたが、本日は入力を終えようとしたあたりで1人、サラリーマン風の男性が並んできました。このままでは「おまえ、いつまでつったんてんだよ!あれ、まだ出てくるのか!?、・・・?あと何通出てくるんだよ・・・」と思われかねません。

ここで件名の「雑談力」が絡んでくるのですが、私が気に入っている本に斎藤 孝さんの「雑談力が上がる話し方―30秒でうちとける会話のルール」という本があります。もう5年以上も前の本ですが、最近読んで感心した本です。

「雑談」は挨拶+α、結論も面白さも長さも、意味すらもいらないということで、気楽に誰とでも話せばいい的なことがいろいろな切り口で述べられています。日常のトラブルだって些細な会話を交わすだけで場が和むという話題もあります。

今回の話しは書評ではありません。話しを元に戻します(^_^;)

自分は心が狭いのか、前の人がモタモタしてるとイラッときます・・・。このまま無言で待たせ続けたら入れ替わりざまに舌打ちされる気がしてなりません。

そこで、ようやく1通目が印刷されたのを見計らい、後ろを振り返り、私「あと3通出れば終わりですので・・・」並んでいる人「あ・・・そうですか・・・(きょとんとした感じ)」とひとこと会話。さきほどの本によるとこれも雑談の部類です。

この一瞬の会話のおかげで、こちらも気負わなくなりましたし、並んでいる人も穏やかに残り3通の印刷が終わるのを待っている様でした。

やっとのこと印刷が終わり、私「すみません。お待たせしました。」並んでいる人「いえ、どーも。」と、そんな軽い雰囲気で事を終えました。

行政サービス端末利用の心構え

大げさに締めますが、これから行政サービス端末を利用しに行く方は、時間と心の余裕、そして次に並ぶ人への気遣いとひと言をお忘れ無く!

ところでコンビニ交付もこんなに時間がかかるのでしょうか・・・。

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