技術はあっても残念な人は自分だった件σ(^_^;)

プログラムは技術だけでは動かない(著:小俣光之)

プログラムは技術だけでは動かない(著:小俣光之)

久しぶりに技術ネタです。

仕事帰りに本屋さんに立ち寄った際、真っ白な表示にドカっと「プログラムは技術だけでは動かない」と書かれた一冊の本が目にとまりました。

「あー、こんな人いるよなー。」と目次をパラパラめくってみると私自身にも当てはまる章が2コや3コどころではなく・・・。まだ、内容に目を通していないながらも、いまの仕事で「自分が複雑でたいへん・・・」と嘆いている多くが、これを起因に(つまり自分起因に)よるところが多いのではと直感しました。

「プログラムは技術だけでは動かない」の紹介

ひとまず帰りの電車でじっくり読もうと購入しました。あらためて紹介すると「プログラムは技術だけでは動かない ~プログラミングで食べていくために知っておくべきこと」というタイトルの本で、著者は小俣光之(こまた みつゆき)さん。

タイトルに釣られ目次に惹かれて購入しただけに、著者の小俣光之さんがITmediaに連載を持っていた方どころかお名前すら「誰?」って感じでしたし、新刊であることも1,680円(税抜き)であることも後から知りました。(後ろ2つは記事しなければ気にしませんでしたが…)

思ったように作れない・・・

この本、タイトルに釣られる様な”悩めるプログラマー”なら、絶対響く部分がある一冊になるはずです。私は1章の「なぜ、技術力はあるのにいつまでも仕上がらないのか」が一番響きました。章の文句が小学生で初めてプログラムを始めてからモヤモヤっと思い続けていた事に…、1章の何コかの節が今の仕事で完成への障壁になってる事に・・・。今の仕事場は「それにしてもひどすぎる現場環境だから・・・」と付け加えたいところですが、それすら言い訳にすぎないのかもしれません。

1章には「技術力」よりも「要求の理解」という言葉が酸っぱいほど出てきます。はい…詳細設計がもう要求を落とさなくても実装できるレベルになってるべきという考えは甘いですね…と反省。それと『オタク度の高いプログラマに仕事を頼むと「意外と時間がかかる」「そもそも仕上がらない」「融通が利かない」と感じることが多いのです。』という記載とその根拠には、「あるある。」と思うと同時に「私自身もまだまだそうだ」と、ハッともしました。他人をどうこう言う前に自分はどうなの?という心境になりました。

説得は会話よりも書が勝る

著者の小俣光之さんが、腕自慢として勝負できる様になるための3つの”基本”として挙げていた『「きちんと要求を理解して」「懲りすぎず、融通が利く作りで」「早く、品質の高いもの」』という言葉はラインマーカーものですね。「みんな言うじゃない?」と思う方も多いかと思いますが、きっと言われたところで聞き流してたりするのではないかと・・・。ポリシー的な話が小話程度で響くのは尊敬している人から指摘された時くらいかと思います、あとはだいたい「そうは言ってもね・・・」と反発か良くてさざ波が起こるくらいではないでしょうか。こうして本で第三者の考えをじっくり読んで自ら感銘をうけるのが一番だと思います。

著者のバイト時代から社長に至る現在までの経験則

と、まぁ
私は早速1章から響いた未熟者なわけですが、記事の中程で「タイトルに釣られる様な”悩めるプログラマー”なら、絶対響く部分がある一冊になるはず」と言ったのはこの本がプログラマという仕事の幅広い範囲を扱っているからです。

著者の小俣光之さん、PC98のN88-BASICの時代からのパソコンユーザーで、アルバイトからそのまま就職して、CADシステムの開発だけでなく販売経験、「まず動くもの」を重視した長年の開発ノウハウ、人付き合いで培ったこと、失敗した経験、作ったものを育てて次に活かすことの大切さ、プロジェクトの組み方や、自分で事業部を立ち上げた経験、価格設定や海外での体験、そして2005年11月から社長となり現在(2014年6月)までの経験、proDHCP製品での実例も多く取り入れ、小俣光之さんのプログラマ人生を振り返る自伝とも言ってもいい一冊に仕上がっていると思いました。

読む側も経験と照らし合わせてこそ

上の文章、やけにザツだと思いませんでした?すいません・・・。

この本、正直なところ挿し絵が一切なく文章量が多いので、自分がハッとしなかった部分は読むのがしんどいです…。だから今は全部を挙げることもきれいに整理して紹介することもできませんでした。

特に8章の「自分の事業部を立ち上げ、運営する」やら9章の「日本の製品を世界で動かす」なんて、今の自分にはてんで響かず、途中から話し半分の流し読みしてしまいました。でもこの本、そんな読み方でいいのだと思います。

今この悩みを持つ人は逆にこの部分以外がしんどいのだと思いますし、将来の自分が改めてこの本をひもといたときにここが響く時があればその時じっくり読めばいいのでしょう。

この本を是非活かしたい

毎年読み返し、本当に感銘を受けた箇所を毎年色違いのマーカーで引いていくのも面白いかもしれません。少なくとも同じとこにマーカーを引かないように精進していかなくては…

Amazon.co.jp では、単行本の他にKindle版も扱ってますね。現時点(2014/6/30)ではAmazonの「なか見!検索」には対応していないので試し読みはできませんでした。この本、試し読みができれば、買おうと思う人がたくさんいると思うので少しもったいない気がします。そこは出版社が対応してくれる事に期待しましょう。

以下、Amazonへのリンク張っておきました。

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