チャイルドシートの取り付け位置の検討

車買い替えを機にチャイルドシートはどの座席に取り付けるのが安全かを改めて考えてみました。

前の車はダイハツのミラ、次の車はダイハツのタントなのでどちらも軽自動車、4人乗りです。3列シートや5人乗りの一般車でチャイルドシートの取り付け位置をお考えの方にはあまり役立たないかもしれません。

前の時は運転席側の後部座席に取り付けてました。単に安全と聞いていたのが理由です。

事故を起こした時のことを考えてみます。

一番衝撃の大きい正面衝突や正面からのオフセット衝突では、運転席や助手席が潰されます。運転席にだっこはチャイルドシート以前なので論外として、助手席はかなり危険です。だからこそ助手席にはエアバッグが装備されているわけですが、既にシートに固定されている乳幼児にとって、エアバッグからの衝撃もけっこうリスクになるそうです。

そうなると、後部座席の運転席側か助手席側どつらかになります。

今度は側面衝突について考えてみます。右方向からの側面衝突、左方向からの側面衝突が考えられますが、一番衝撃が強いのは右折時に対向車が突っ込んでくる左方向からの側面衝突でしょう。この場合、助手席側後部座席に直角に突っ込まれる可能性があります。タントは助手席側がピラーレススライドドアだったりすることもあり、助手席側後部も避けた方が良さそうです。

こうなると運転席側後部座席しか残ってないわけですが、当然右方向からの側面衝突の可能性がゼロというわけではありません。右方向からで一番衝撃が強いのは信号無視あるいは一時停止無視による横からの直進車との衝突でしょう。対向車線の分だけ余裕があること、お互い直角に前進してることから、左方向からよりは衝撃が少なくなるはずです。確率的には左折中に対向右折車に突っ込まれる方が多そうですが、こちらはお互い減速してること、カーブを描いての衝撃になることから、さらに衝撃は弱まるはずです。

後ろからの追突もありますが、ラゲージの空間や前座席との空間も余裕があるため、助手席より安全そうです。

以上から、やはり運転席側の後部座席がチャイルドシートやジュニアシートに適しているという結論になりました。

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