Mac OS X のバージョンアップに伴い、iTunesのデータ移行が必要になったので実施しました。ソースは Apple のサポートページ iTunes:音楽ファイルを新しいコンピュータに移動する方法(http://support.apple.com/kb/HT4527?viewlocale=ja_JP) です。

今回は Mac OS X 10.5.8(Leopard)上の iTunes 10.6.3 を Mac OS X 10.7.4(Lion)上の iTunes 同じく10.6.3 へと移行しました。移行に使用したメディアは外付けハードディスクです。

古いMacで「iTunes」フォルダをバックアップ
起動中だったiTunesを終了したうえで、「ミュージック」フォルダ(正確な場所は「/ユーザ/[ユーザ名]/ミュージック」)を開きます。その中にある「iTunes」フォルダをポップアップメニューから「”iTunes”を圧縮」を選択して圧縮します。同じフォルダに iTunes.zip という名前の圧縮ファイルができたと思います。これを外付けハードディスクにコピーします。

古いMacで「iTunes Media」フォルダをバックアップ
あと、「iTunes Media」フォルダを別の場所に変更している場合(デフォルトなら、上で圧縮した「iTunes」フォルダに含まれている)は、「iTunes Media」フォルダも同様に外付けハードディスクにコピーします。今回はもともと外付けハードディスクに「iTunes Media」フォルダを設定していたので何もしませんでした。

新しいMacで iTunes をインストール
新しいコンピュータもMacなので既にiTunesはインストールされた状態です。「ソフトウェア・アップデート」で最新の状態であることを確認しましたが、その他何もしていません。もし最新でなかった場合はアップデートして最新にしておくとよい様です。新しい Mac の iTunes は未だ使用していないので、新しいMacの方はバックアップ不要でした。

外付けハードディスクの内容を新しいMacへコピー
古いMacで外付けハードディスクにコピーした「iTunes.zip」を「ミュージック」フォルダ(正確な場所は「/ユーザ/[ユーザ名]/ミュージック」)にコピーします。既にある「iTunes」フォルダを削除して「iTunes.zip」をダブルクリックして解凍します。「iTunes」フォルダができていればOK。残った「iTunes.zip」は不要なので削除します。

「iTunes Media」フォルダをバックアップした場合は、その内容も新しいMacにコピーします。

ここまですべてが完了したら iTunesを起動します。「iTunes」メニューから「環境設定」を選択し、「詳細」の中にある「”iTunes Media” フォルダの場所」に新しいMacのコピー先を指定します。外付けハードディスクはそのまま使うなど、以前と “iTunes Media” の場所が変わらない場合は、”iTunes Media” のパス設定も iTunes フォルダの移行で書き変わっているので、確認して問題なければそのままでOKです。


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