TBSの「戦後重大事件の新事実」という番組。見入って内容やCMの入れ方が良いと感想を書こうと思ったら、番組構成やCMがひどいと叩かれていました(^_^;)

昨日、会社から帰りテレビをつけたら「戦後重大事件の新事実」という番組が始まったところでした。

戦後重大事件の新事実2017〜事件発生から〇年〜|TBSテレビ
TBSの番組紹介ページです。

前半は2007年に全日空1603便の胴体着陸した事故(乗務員のすばらしい対応で奇跡的にけが人なし)で、後半は2005年のJR福知山線脱線事故(乗客と運転士107人が死亡、562人が負傷した大惨事)でした。当時の様子を再現したドラマに息を呑む内容でした。

確かに構成は気になったけど、それ以上に内容が興味深かったです。

そんなに長い番組でもないのに前半の振り返りシーンもあったり、確かに気になる部分はあったのですが、事故や事件の裏にあった事実や舞台裏の戦いなど、当時の映像をふんだんに使ったり、再現ドラマで細かい部分まで伝えたりととても興味深い内容が続きました。

2007年の全日空1603便胴体着陸事故は、前輪が出なくて着陸に入れない全日空機を機長が前輪を出す為に何度も様々なことをトライし、最後は「こんなに綺麗に胴体着陸って決まるんだ!」というほど綺麗な胴体着陸でけが人無しで危機を脱した事故でした。

実際の胴体着陸の映像はハラハラでした。

続く、2005年のJR福知山線脱線事故については、その悲惨な事件を改めて、そして新たに知りました。近所の会社も応援に駆けつけたという救出劇は確かに感動的でしたが、前の駅での70mといったか・・・大幅なオーバーランの報告をごまかしてと運転手が車掌に運転中にお願いしたり、時速70kmくらいが制限速度のカーブを時速110kmで侵入し脱線しただとか・・・。その対応、全日空の乗務員と雲泥の差・・・。

ひどく興味深い話しでした。

ブログを書こうとしたらこんな番組酷評を見つけました。

これです。

TBS「戦後重大事件の新事実」がCM多すぎ・同じ内容を引っ張りすぎてヒドいと話題に
こんな感想をみつけました。

どうやらいろんな人々が同じシーンを引っ張るところや、後半の予告CMばかり挟んだあたりがうざったい、時間がもったいないと思った様でした。

まあ、私も確かにそう思いましたが(^_^;)

CMとしては非常に効果的だったのでは!?

でも、この番組を狙って見なかった私・・・。たまたま全日空の最初から見ましたが、途中から見ていたら前半のまとめ編はあっても良かったと思っていたはず。

そして後半の予告CM、あれは何度も何度も「10時〜分からはJR福知山線の脱線事故、〜がどうこう・・・」という予告を見せられ「またか」と思ったものの、このCMを見なかったら全日空編が終わったらテレビを消して食器洗いを始めていたはずです。

CM自体はうざかったのですが、CMの効果は確実にありました。

CMを見て番組に興味を持った人って多少うざいと思っても番組見るんですよね・・・。全日空事故再現ドラマの番組中にJR福知山線の脱線事故再現ドラマのCMをやるわけですから興味引く人は多数でしょう。

逆に、全日空事故再現ドラマの番組を見ていて、JR福知山線の脱線事故再現ドラマに興味が無いという人はとても少数なはずですし。

いろいろ勉強になった番組でした。

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