5才の息子がプログラミングを始めたきっかけ(文部科学省の「プログラミン」)

我が家の長男は5才児ですが、プログラミングを少しだけできます。

きっかけは「プログラミングの仕事をしている」と息子に話していたからでした。パソコンで「カタカタ」やってプログラム作っているという私の仕事を「カタカタ見せて」と興味を示したところが始まりでした。

まともに見せてもな・・・

「カタカタ見せて」と言われた時はかなり困りました。プログラマーの仕事というのは画面に文字をひたすら打ち、時間をかけてようやくそれっぽく動く画面が作成できる地味で時間のかかる作業だからです。子供が見てもつまらないはず・・・

小学生でも理解は難しく、到底未就学児童が手を出せる領域ではないのだろうと・・・

「Scratch」っていいのかな?

子供が直感的に楽しめるプログラミング言語はないものか・・・。ふと本屋さんで「今時こんなのがあるのか!?」と目を止めていた「Scratch(スクラッチ)」というプログラミング言語を思い出しました。

私は小学校の頃、父に見せてもらった BASIC 言語で四角や丸を描いたり、それが動いたり色を変えたりする様を見てプログラミングへとハマっていったのでした。その当時の感動と同じ体験ができ、しかも当時はキーボードを打つしか無かったところが、ほとんどがマウスで操作で作れるときたのだからこれを使わない手はありません。

「プログラミン」なるものを見つけた!

でも、このScratch・・・私がやりたいことは備えているのですが、見た目があまり可愛くありません。そんな所に若干不満を覚えつつもScratchで何処までできるのかをネットで調べていました。

その時、 Scratch に非常によく似たコンセプトの「プログラミン」というプログラミング言語がある事を知りました。なんと文部科学省から出ているプログラミング言語なのです!文部科学省ってこんなお仕事もしてるんですね。

プログラミン | 文部科学省
絵もロゴも可愛い、「ことば」を覚えなくても直感的に遊べるプログラミング言語。

うん、日本語だしキャラクターも可愛いし、文部科学省だし、こちらの方がScratchよりも楽しめそうだ(^_^)v

プログラミンについて

プログラミンはウェブブラウザさえあればすぐに始められます。

画面上にキャラクター(イヌとかネコとか)を置いて、そのキャラクターに「10秒で右に100動かす」とか「『ワン』と言う」とかキャラクターの動作を足していってアニメを作れるプログラミング言語です。言語というかプログラミングツールです。

文部科学省の「プログラミン」画面

文部科学省の「プログラミン」画面

息子の反応は上々

ノートパソコンをリビングに持っていき、プログラミンのサイトアクセスして準備は完了。準備も簡単です。

息子と一緒に(私が)試行錯誤しながら「同時に動かせると思うんだけど、どれかなー」とか「うさぎをぴょんぴょん端っこまで動かしたいんだけどなー」といちいちやりたい事を口に出しながら見せていると、楽しそうに見たりコメントしてきたりしてました。

右に動かす時に使うのが「ミギーン」、左は「ヒダリン」、色を変えるのが「カメロン」、セリフを表示するのが「フキダシン」など、子供ウケするアイコン名もいいですね。息子も「フキダシン!!w」とか笑っていました。

息子も「自分でもやりたい」というものの、マウス操作もままならないのでいっしょにマウスを動かしてあげて何個か簡単なアニメは作りました。アニメというと少々大げさですが、画面上のうさぎが大きくなって右端までぴょんぴょん跳ねて行くだけのなんともシュールなアニメですが(^_^;)

そんなプログラミングデビューから何週間かして、また「プログラミングをやりたい」という息子、今度は1人でマウス操作や何秒にするかなどの設定をキーボードで入力したり、作ったプログラミングを保存する時の名前を「かな入力」してるのでした・・・。子供の成長スピードはすさまじいですね!

絵が動かせるって面白い!

パソコンで自分の動かしたい様に絵が動くというのが楽しいみたいです。きっとそうです。自分でもかつてそうでしたから・・・

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