Excel VBAでアドオン開発を行っていると、ツールバーを足したくなることがしばしばあります。ツールバー自体は Application.CommandBars.Add ・・・ と比較的簡単に作ることができるのですが、その中でコマンドボタンのアイコンを決めてやる必要があります。

この時、FaceIdという番号で指定するのですが、この一覧ってないものかな?と探したらインターネットで公開しているサイトを見つけました。

Excelツールバーの作り方

Excelツールバー自体の作り方は、以下のサイトが参考になります。

Office TANAKA – Excel VBA Tips[新しいツールバーを作る]
参考にしたページです。

このサイトはVBAを専門に教えているOffice TANAKAがまとめて公開している、膨大なVBAノウハウのうちの1ページです。

この中で「FaceIdプロパティに指定するイメージ番号は公開されていません。これも自分で調べるしかありませんね。」と書かれています。

ならば自分でコードを組んでしらみつぶしに調べるか、インターネットで調べるかしかないわけです。

FaceId に対応する画像一覧

やはりこの手のものは、既に誰かが調べ済みですね。便利な資料は活用させて頂くことにしましょう。

B.WH |AC : ショートカットメニューバーをオリジナルで作成利用する
参考にしたページです。

このページの一番下に「CommandBars.Controls(xxx).FaceId の値の一覧」という節があります。この中に「下記urlより情報を取得してください。」と書かれており、そのURLが Face Id に対応する画像が一覧されている PDF資料です。

開くと FaceID 一覧 ということでアイコンが並べられています。

見方は少々特殊です。

縦方向が10の桁、横方向が1の桁です。横方向は0〜9また0〜9と2回同じ数字が並んでいますが、横方向最初の0〜9が0〜9、次の0〜9が10〜19です。

例えば豚の貯金箱?のアイコンですと、縦が4横が2回目の2の位置にあります。

縦方向が10の桁なので10倍して40、それに2回目の2なので12を足して52、この52が豚の貯金箱のFace Id になります。

もう一つ例にして黒電話(白ですが・・・)のアイコンは、縦が198、横が1回目の2の位置にあります。

198を10倍して1980、それに1回目の2だから単純に2を足し算して1982、この1982が黒電話のFace Idになります。

なおこの資料、資料を見ると明記されていますが、Access 2003のFace Idとのことです。まあ、Access2003とはありますが、Excel でも使えるでしょう・・・。

ちなみに私はExcel for Mac 2011 で試しましたが、数個試した限り同じ絵柄が表示されました。

あ・・・でも、無いのもありますね。4224とかは空白表示になってしまいました。

ともあれ、この一覧があれば手間が大幅に減りますね!


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