久しぶりに Parallels Desktop 上の Ubuntu Linux を起動しました。Parallels Desksop というのは Mac OS X 上で動く仮想環境です。これを利用することで、Mac でありながらも Windows や Linux といった別の OS を使うことが出来ます。

今回、 久しぶりすぎて CD-ROM のマウントすら手こずってしまったのでマウントまでの流れをメモしておくことにしました。

文字化け ⇒ 表示を英語に

ネットの情報を頼りに CD-ROM のマウントを試みました。

$ mount -r -t iso9660 /dev/cdrom /mnt/cdrom
mount: root ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

何かを間違ったようなのですが、コンソール上の表示が文字化けしていて解読不能でした。出力を英語に変えて再度試してみることにしました。

$ mount -r -t iso9660 /dev/cdrom /mnt/cdrom
mount : only root can do that

どうやら root ユーザーでなければマウントできないだけだったようです。改めて root で実行してみます。

$ sudo -r -t iso9660 /dev/cdrom /mnt/cdrom
[sudo] password for testuser :
mount: special device /dev/cdrom does not exist

今度は「/dev/cdrom なんてデバイス無いよ」と言われてしまいました。

fstab からマウント元とマウント先を調べる

ネットを調べていると、Ubuntu Linuxの場合は通常、CD-ROM のマウント情報が fstab に書かれており、 CD-ROM を挿入するだけでマウントされると書かれていました。ならば fstab の情報を参考にしてみることにしました。

$ cat /etc/fstab
# /etc/fstab: static file system information.
#
・・・ 中略 ・・・
# /dev/scd0    /media/cdrom0   udf, iso9660 user,noauto,exec,utf8   0   0

どうやら CD-ROM(マウント元)は /media/cdrom0 だということが分かりました。種別に iso9660となっており、マウント先が /media/cdrom0 と書かれていたことからこの行が CD-ROM マウントに関する記述だと判断しました。

CD-ROM マウント

$ sudo mount -r -t iso9660 /dev/scd0 /media/cdrom0
$

無事にマウントできた様ですので、中身も確認してみます。

$ ls /media/cdrom0
install  install-gui  installer  kmods  tools version

CD-ROM内のファイルが列挙されました。これで無事にマウントできました。

 

 


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