ウェブ画面からMySQLデータベースのメンテナンスが可能な phpMyAdmin というツールがあります。レンタルサーバーへの導入もわりと簡単で、PHPさへ動く環境であれば phpMyAdmin のサイトからダウンロードした圧縮ファイルを解凍して、レンタルサーバースペースにアップすることでインストール可能です。

データベースを扱うだけにセキュリティには気を配る必要はありますがそれは別の機会に書くとして、今回はデータベースホスト名の設定について紹介します。

phpMyAdminのバージョンによって違ってくるかもしれません。今回は4.0.1で確認しました。
解凍してアップロードしたファイルの中に「config.sample.inc.php」というファイルがあります。これを開くと中ほどに「$cfg[‘Servers’][$i][‘host’] = ‘localhost’;」という行があります。これが MySQLデータベース のホスト名を設定する場所です。

これがデータベースのホスト名(コンピュータ名)です。もしレンタルサーバー業者から MySQL のホスト名が指定された場合は、この設定を変更してやる必要があります。

設定手順は「config.sample.inc.php」をコピーして「config.inc.php」というファイル名で保存します。新しい方の「config.inc.php」を編集して、先ほど紹介したホスト名の設定の ‘localhost’ という部分、ここをレンタルサーバー業者から指定されたホスト名に変更します。

例えば、MySQLのホスト名は mysql_pc にしてと指示されていた場合は下の通りとなります。

$cfg[‘Servers’][$i][‘host’] = ‘mysql_pc’;

これで、phpMyAdmin をアップロードしたフォルダ名を指定して自分のウェブサイトにアクセスすれば、phpMyAdminのログイン画面が表示され、ユーザー名とパスワードを入力してログインボタンを押せば、ログインが成功し、指定したMySQLホスト名のデータベースにアクセスできる様になります。


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